「ドイツさん、紹介します。こちらが私の友人の……」
「は……はじめまして、と申します」
「……?」
「あ、えっと、国名は、SHKになります」
「SHK? 略称か?」
「あ、はい。正式名称はSound Horizon Kingdomになります」
「……長いな」
「。サンホラでいいじゃないですか」
「あ、うん、そうなんだけど、ほら、初めての人だし……」
「サンホラ?」
「えと、略称です。Sound Horizonの部分で、サンホラ」
「ほう……じゃあ、というのは」
「名前です。サンホラ=と憶えていただければ結構です」
「そうか」

こんなネタが突如降ってくるのはやめて欲しい。











「日本、お酒って美味しい?」 「えーと」 「酒の味は子供の知ることではない」 「おや、はドイツさんより年上ですよ」 「……は?」 「まあ設定上はね、うん、年上ですよ。うんとおじいちゃん」 「……何歳なんだ?」 「ええと……詳しくはちょっと。うちの王様は2009歳だったかな……?」 「……それ本当に人間か?」 「んと、えと……」 「設定上は人間のような、そうではないような……ですよね」 「うん……あの人、人間なの? わかんないや。ごめんなさい、ドイツさん」 「い、いや……(種族不明?)」 ところで王様は人間なんですか?
「そういえばは何処に位置するんだ?」 「うん……? 日本です」 「日本?」 「はい。日本のいろんなところに」 「……侵略?」 「いえ、うちの王様が旗をポンと立てるだけです」 「日本とは仲が良さそうに見えたが」 「別にSHKは侵攻してくるわけじゃありませんから」 「えへ。ちょっと騒ぐくらいだよね」(ライブ的な意味で) 「そうですね」 「……どういう意味だ?」 「ええとー……まあ、ウチは国であって国じゃないんで」 「……?」 「栄光の移動王国っていうんですよー」 「…………?」 ドイツさん、理解不能。 王様……王様じゃなくて上司にすべきだったかしら?