いつも見(み)ている世界(しろ)が、本当(ほんとう)は白(しろ)じゃなかったらどうする?
本当(ほんとう)は白(しろ)じゃなくて、それが透明(とうめい)だったら。
いくつも連(つら)なった透明(とうめい)が生(う)み出(だ)した、幻想(まぼろし)の白(しろ)だったら。
ねえあなたはどうする?( )

思(おも)うんだ。
世界(せかい)の全(すべ)ては一(ひと)つの色(いろ)で出来(でき)ている。
それは賛成(さんせい)。
でもそれは白(しろ)じゃなくて、透明(とうめい)なんだ。
どんなに工夫(くふう)しても奥(おく)の色(いろ)しか見(み)えない、幻(まぼろし)の色(いろ)。

ねえ思(おも)わない?
そんな気(き)が、して来ない?
一番怖(いちばんこわ)いのは白(しろ)、なんて言(い)うけれど。
もっと怖(こわ)いのは、透明(とうめい)なんだよ。
何色(なにいろ)にだって為(な)れる色(いろ)。
白(しろ)にだって黒(くろ)にだってなれるんだ。
ねえ恐(おそろ)ろしいと思(おも)わない?
謂(い)わばそれは、細胞一(さいぼうひと)つ一(ひと)つまで完璧(かんぺき)に真似(まね)ることの出来(でき)る変装師(ディスガイズ)。
おそろしいと、おもわない?( )

恐(おそろ)ろしいと、思(おも)えてこない?
『何も無い(とうめい)』という、すべての色(いろ)が。









……変装師(ディスガイズ)?(^v^;)